モバイル空間統計
調査結果の概要を掲載します。
熊谷うちわ祭、熊谷花火大会での「まちなか」の賑わい(人出)を調べました。
調査目的
①熊谷うちわ祭と熊谷花火大会には、どこから、どのくらい来ているのか?
②月間の平日、休日の時間毎の人口の変化を把握することから、中心市街地の特長が見えてくるのではないか?
という目的で調査を実施しました。
調査方法
・調査は「モバイル空間統計」(株式会社NTTドコモ)で行いました。
・モバイル空間統計は、携帯電話の端末数から人口を推計する「新たな人口統計」とも言われています。
・ドコモの携帯電話の契約者情報を基に、ドコモの普及率を加味して住民基本台帳(全人口)に拡大推計しており、「携帯電話を保有していない方」「ドコモ以外の携帯電話を利用している方」も含めた推計人口です。
という方法です。
レポート
(1)熊谷うちわ祭の中心市街地の人出は、「女性が男性より約10%多い」「市内の方が市外の方よりも多い(市内と市外は6:4)」
2018年の熊谷うちわ祭最終日の人出の最大値は、午後7時から午後8時の48,698人でした。
5万人前後の人出が午後5時から午後9時位までの4時間継続しています。
(2)熊谷花火大会時の中心市街地の人出は、「女性が男性より約15%多い」「市外の方が市内の方よりも多い(市内と市外は4:6)」
熊谷花火大会の人出のピークは午後7時で約7万人でした。
午後5時から時間あたり約1万人増加し、ピークを迎えています。
女性は、男性に比べ約15%程度多く、熊谷うちわ祭よりも女性の比率が高い。
市内と市外の方の割合は、熊谷うちわ祭よりも市外の方が多く4:6とでした。
2019年2月28日